- タイ料理でオススメのサラダ料理
この記事では上記のことを解説していきます。
そして、この記事を読んで得られることは以下の通りです。
- タイ料理にてメニュー選びの時間短縮。
- 自分で作ってみたいサラダ料理が決まる。
- タイのサラダ料理への知識が増す。
タイ料理においてサラダ料理は、非常に重要な分野の一つです。
タイのサラダの特徴は以下の通りとなります。
タイ人はサラダ料理が大好き。そして、日本人にも人気のあるサラダ料理がとても多いです。
この記事ではタイのおすすめタイ料理を厳選して17種類を紹介していきます。
気になったサラダ料理がありましたら、各リンクから飛んで、さらに詳しい記事を読んでみてください。
それではいきましょう!!!
タイ料理でおすすめ【サラダ】17選
まず先にタイのサラダ料理を食べる際の注意点をいくつか挙げておきます。
- 非常に辛い。
- 生食材に注意。
- プラーラには注意。(ソムタムに使用する魚の発酵調味料)
そして、オススメの食べ方は以下の通りです。
ソムタム
タイ語 | ส้มตำ |
---|---|
辛さ | |
パクチー | なし |
- ソム→酸っぱい
- タム→叩く
ソムタムはタイで最も有名なサラダです。
タイの国民食と言っても過言ではありません。
日本語にすると【タイ風パパイヤサラダ】と呼ばれています。
細切りにしたパパイヤにトマトなどをを合わせて作るサラダ料理です。
基本のソムタムはパパイヤですが、タイにはその他食材がメインとなったソムタムも多くあります。
1.ソムタムタイ
- タイ→タイ国
ソムタムタイは、おそらく日本で最も有名なソムタムであり、最も有名なタイサラダ料理でしょう。
日本でソムタムというと大体は「ソムタムタイ」だと思います。
皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
基本の青パパイヤに乾燥エビやピーナッツが入るのが特徴です。
日本人に最も食べやすい味とも言えるソムタムになります。
ちなみに、タイ人は略して「タムタイ」と呼ぶことも。
2.タムライブア
- ライ→茎
- ブア→蓮(ハス)
タムライブアは、蓮の茎で作ったソムタムです。
「ショリショリ」した食感が特徴となります。
ソムタムの中でタムライブアが一番好きという方も多いです。
しかし、悲しいかな。日本ではかなりマイナーなソムタムであります。
3.タムスア
タムスアは「カノムチーン」と呼ばれるタイ風そうめんが入ったソムタムです。
カノムチーンがソムタムのソースを纏うことで、美味しい麺サラダの出来上がり。
4.タムトゥア
- トゥア→豆
タムトゥアはナガササゲをメインとしたソムタムです。
「キョリキョリッ」とした食感が特徴。
日本ではなかなかないと思いますが、タイに旅行で見つけた際は、ぜひ食べてみてください。
5.タムテン
- テンクワー→きゅうり
タムテンとはきゅうりがメインのソムタムです。
タイ語できゅうりのことを「テンクワー」というので、タムテンと呼ばれています。
といったように、ソムタムには他にも種類がたくさんあります。
作り方など、さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
ヤムサラダ
タイ語 | ยำ |
---|---|
辛さ | |
パクチー | レシピ次第 |
- ヤム→混ぜる
ヤムサラダは、酸っぱくて甘みのあるソース(ヤムダレ)に、メイン食材と玉ねぎなどの生野菜と唐辛子を和えたタイを代表するサラダです。
ヤム〜といった感じで、「〜」に混ぜる食材によって名前と風味が変わってきます。
ヤムダレを作り、合えるだけの簡単料理なので、日本の家庭でも簡単にエスニック料理ができるということで、レシピサイトのエスニック系の超常連さん。
ちなみに、タイ人が「ヤムサラダ」と呼ぶことはありません。
6.ヤムウンセン
- ウンセン→春雨
ヤムウンセンは、おそらく日本で最も有名なヤムサラダです。
日本では【タイ風春雨サラダ】と呼ばれています。
その名の通り春雨をメインとしたヤムサラダで、ひき肉を入れたりすることもできます。
ご家庭で、一度は作ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
7.ヤムカイダーオ
- カイ→卵
- ダーオ→星
- カイダーオ→目玉焼き
ヤムカイダーオは、目玉焼きを合わせたサラダです。
目玉焼きがヤムダレを吸って、酸っぱジューシーな目玉焼きに変わります。
野菜と一緒に食べると、また違った味・食感になるのでオススメ。
ちなみに、個人的には最も好きなヤムサラダ。
8.ヤムコームーヤーン
- コー→のど
- ムー→豚
- ヤーン→焼く
ヤムコームーヤーンは、コームーヤーン(タイ風豚トロ焼き)を合わせたヤムサラダです。
ヤムサラダの中で最も濃厚(脂の多い)なヤムサラダではないでしょうか。
ちなみに作るとしたら、焼きたてのコームーヤーンで作るのがオススメ。
9.ヤムママー
- ママー→タイのインスタントラーメンの商品名
ママーとは、タイで最も有名なインスタントラーメンのことです。
もちろんカップラーメンとしても超有名。
ヤムママーは、ママーのインスタント麺をヤムダレに合わせたヤムサラダとなります。
サラダ料理といえばサラダ料理ですが、ある意味麺料理とも言えます。
10.ヤムカイケム
- カイ→卵
- ケム→塩っぱい
カイケムとは【アヒルの塩漬け卵】のことです。
卵を合わせたヤムサラダは他にもあり、例えば
- ヤムカイトム→ゆで卵
- ヤムカイイヤオマー→ピータン
- ヤムカイダーオ→目玉焼き
といった卵系ヤムサラダがあります。
11.ヤムネーム
ネームとは【発酵豚肉ソーセージ】のことです。
ヤムネームだけは他のネームと少しだけ毛色が異なり、どちらかというと混ぜご飯といった感じになります。(「ヤム」の元々の意味は「混ぜる」)
ライスボールを崩して、ネームと混ぜ合わせた料理です。
タイにはヤムネーム専門の屋台もあるので、見かけた際はぜひお試しください。
12.ヤムタレー
- タレー→シーフード・海
最近では、タイでも生のシーフード食材を使った料理が増えてきました。
ヤムタレーもそのうちの一つです。
ローカルの店でも食べることはできますが、オススメは日系の居酒屋などにあるヤムサラダ。
他にも生のシーフード食材を使用したヤムサラダはまだまだあります。
- ヤムサーモン→生サーモン
- ヤムプーマー→生の渡り蟹
- ヤムホイクレーン→半茹でのサルボウ貝
- ヤムクンソット→生海老
ヤムサラダには他にも種類がたくさんあるので、さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
13.ラープ
タイ語 | ลาบ |
---|---|
辛さ | |
パクチー | なし(ミントあり) |
ラープを日本語にすると【炒り米サラダ】といった感じです。
炒った米を粉状たものを「カオクア」と言います。
ラープはカオクア入りのサラダ料理です。
カオクアの風味とプチプチ食感がクセになります。
ラープにもいくつか種類があり、例えば、
- ラープムー→豚肉
- ラープガイ→鶏肉
- ラープペット→アヒル肉
などがあります。
14.ムーマナオ
タイ語 | หมูมะนาว |
---|---|
辛さ | |
パクチー | なし(ミントあり) |
- ムー→豚
- マナオ→タイライム
ムーマナオを日本語にすると【タイ風豚冷しゃぶサラダ】といった感じです。
日本でも徐々に知られるようになってきた気がしています。
マナオというのはタイのライムのことで、タイサラダ料理には必須の調味料(食材)です。
ムーマナオは、茹でた豚肉に激辛のニンニクマナオソースをかけた料理となります。
ちなみに、タイ日清のカップラーメン【ムーマナオ味】の元の料理です。
15.ナムトック
タイ語 | น้ำตกหมู |
---|---|
辛さ | |
パクチー | なし(ミントあり) |
- ナム→水
- トック→落ちる
- ナムトック→滝
ナムトックは、先ほど紹介したラープ【炒り米サラダ】に焼いた肉類を合わせたサラダです。
ナムトックにも、炒り米を粉末状にした「カオクア」が入っています。
そして、ナムトックには焼いた肉が入ります。
またクイッティアオナムトックは全くの別料理となりますので、お気をつけください。
16.クンチェーナンプラー
タイ語 | กุ้งแช่น้ำปลา |
---|---|
辛さ | |
パクチー | なし |
- クン→海老
- チェー→浸す
- ナンプラー→タイ魚醤
クンチェーナンプラーは日本語にすると【海老のナンプラー漬け】といった感じです。
生海老を使用しているので「タイ風海老の刺身」とも言えるかもしれません。
ナンプラーに浸した海老なので、そのままでも味がしっかりとついています。
付け合わせとして、にんにくスライスや唐辛子、タイゴーヤーなどが一緒に盛り付けられます。
もしタイで食べることがあったら、ぜひ新鮮な食材を使用したお店をお選びください。
17.タップワーン
タイ語 | ตับหวาน |
---|---|
辛さ | |
パクチー | なし(ミントあり) |
先ほど紹介したナムトックの豚レバーバージョンといった感じです。
なぜ「タップワーン」だけ名前が変わるのかは不明。
そして、そこまで甘いわけではないのに「ワーン」という名前になるのかも不明。
ただ一つ言えることは「メチャ辛くて、とっても美味しいよ」ということです。
そして最後にもう一つ。
もし食べる機会があるのなら「新鮮な食材を使用しているところで食べて下さいね」ということ。
タイサラダ料理に必要不可欠な食材
タイサラダ料理のほぼ全てにマナオとナンプラーを使用します。
- マナオ→タイライム
- ナンプラー→タイの魚醤
特にナンプラーは他に代用の効かない調味料です。
最近ではスーパーやオンラインなどでも売っています。それだけ家庭にタイ料理が浸透してきたという事なのかもしれませんね。
タイ料理でオススメ【サラダ】のまとめ
いかがでしたでしょうか。
あなたはタイのサラダ料理いくつ知っていましたか。
実は今回紹介した料理以外にも、マイナーなタイのサラダ料理はまだまだあります。
特に田舎に行けば行くほどマイナーで、そして激辛になっていく印象です。
ぜひタイ旅行の際には、あなた好みのタイサラダを見つけてみてください。
そして、できることなら日本でも作ってみてはいかがでしょうか。