- カイピンとは
- カイピンの本格レシピと作り方
- カイピン関連料理
この記事では上記のことを解説していきます。
カイピンを日本語にすると【串焼き卵】といった感じです。
単語だけ見ると想像しにくいかもしれませんが、本当に串に刺さった殻付きの卵となります。
タイ旅行の際、一度は見かけたことあるという方も多いのではないでしょうか。
そして同時に、どんな風に作るのかが「謎」でもあったりしますよね。
見かけたことはあっても、食べたことがないという方も多いでしょう。
実はアレ……
当然ですが、生卵に串を刺して焼いているわけではありません。
実はカイピンは、手の込んだ屋台料理となります。
この記事前半ではカイピンの基本解説。
後半ではカイピンの本格レシピと作り方を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。それではいきましょう!!!
タイ料理【カイピン】串焼き卵の基本解説
カタカナ表記 | カイピン |
---|---|
タイ語 | ไข่ปิ้ง |
辛さ | 0 |
クセ | なし |
カイピンとは
- カイ→卵
- ピン→炭火焼き
カイピンを日本語にすると【串焼き卵】といった感じです。
見た目的に謎なので、見た事はあるけど食べたことがないという方も多いかもしれませんね。
実は、食べてみると意外に日本人にも食べやすいタイ料理となります。
個人的には、タイサラダ料理と一緒に食べるのが好きです。
カイピンは串焼き料理なのですが、もちろん生卵に串を刺して焼き上げたわけではありません。
先に簡単に作る順序を解説しておきます。
- 生卵の時に穴を開けて中身を取り出す。
- 漉して、味付けしてしっかりとかき混ぜる。
- 元の殻に戻す。
- 蒸す。
- 串に刺す。
- 炭火でじっくりと焼く。
正直、食べるという点においては、③⑤⑥が無駄な気もします。
しかし炭火で焼くと香りが良くなるので、一応、必要な行程なのだと思う様にしています。
「ピン(炭火焼き)」という名がついていますが、実はその前に蒸して中身を固めているというところがミソです。
味付けしてから蒸すので、殻をむいた時点で味はすでについています。なので、そのまま食べることが可能です。
ちなみに、黄身と白身はしっかりかき混ぜてから蒸すので、色は単一で「薄い黄土色」といった感じです。
カイピンは面倒な工程を経ている作るのに、屋台で安く購入することができます。
カイピンは炭火焼き屋台で食べることができます。
タイの炭火焼き屋台
カイピンは専門屋台もあるのかもしれませんが、基本的には他の炭火焼きタイ料理も一緒に売られていることが多いです。
例えば、
といった感じです。
卵料理なので、いろんな料理と合わせやすいと思います。好みの炭火焼き料理も一緒に買って食べるのがオススメです。
カイピンの本格レシピと作り方
ここからはカイピンの本格レシピと作り方を紹介していきます。
とはいえ、かなり面倒な料理なので正直、作ることをあまりオススメしません。
知っておく程度で丁度いい気がします。
レシピ
- 生卵:20個
- シーズニングソース:大さじ3杯
- 鶏ガラスープの素:大さじ3/4杯
- 胡椒(粉):お好み(多めに入れた方が美味しいです)
- 水:100ml
作り方
- 卵をしっかりと洗います。
- 上部分をくり抜いて、穴を開け、中身を取り出します。
- 卵の殻はしっかりと中も洗っておきます。
- 殻が入ってしまわないように、中身をしっかりと漉します。
- シーズニングソース、鶏ガラスープの素、粉胡椒、水を加えしっかりと混ぜます。
- 再度しっかりと漉します。
- 漉した卵の中身をソースなどを入れる容器に移し、卵の殻に戻していきます。
- 卵置きに立てて中身が溢れないように置いて、20分蒸します。
- 長めの串に刺していきます。
- 炭火でじっくりと焼いて完成です。
- 卵の上は平たい方です。
- 尖っている方が下となります。
カイピン関連料理
カイトゥン
カタカナ表記 | カイトゥン |
---|---|
タイ語 | ไข่ตุ๋น |
辛さ | 0 |
クセ | なし |
- カイ→卵
- トゥン→煮込む
カイトゥンを日本語にすると【タイ風茶碗蒸し】といった感じです。
カイトゥンは、カイピンと同じ「卵の蒸し料理」となります。
使用する調味料や味的にも似ていますが、カイトゥンの方が柔らかいです。(カイトゥンは水や出汁を混ぜるため)
カイピンより、カイトゥンの方が簡単に作ることができます。
タイのピン料理
- ピン→炭火焼き(弱火)
「ピン」というのはタイ語で「炭火焼き」という意味です。
特に炭火焼き屋台では、様々なピン料理がいい香りを放ちながら売られています。
例えば、
ちなみに「ピン」という名前はついていませんが、サテ(タイのイスラム風串焼き)もタイで有名な串焼き料理となります。
炭火焼きは屋台の醍醐味。
しかもなぜか、日本人にも食べやすい料理が多いですね。
タイ旅行の際は、ぜひ一度はタイの串焼き料理を食べ歩いてみてください。
タイ料理【カイピン】串焼き卵のまとめ
カイピンを日本語にすると【串焼き卵】といった感じです。
串焼き卵ですが、蒸して火を入れた卵料理となります。
意外と日本人にも食べやすい味付けなのですが、日本ではなかなか目にすることのできない料理でしょう。
タイ旅行の際には、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。