- カノムトムとは
- カノムトムの本格レシピと作り方
カノムトムとは【タイ風ココナッツ尽くしの団子】のことです。
団子の中身には、パームシュガーで甘く味付けされたココナッツが入っています。
そして外にもココナッツを纏っていて、まさにココナッツ尽くし。
実はカノムトム、日本でも簡単に作ることができます。
この記事前半ではカノムトムの基本解説。
後半ではカノムトムの本格レシピと作り方を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
それではいきましょう!!!
タイデザート【カノムトム】タイ風ココナッツ尽くし団子の基本解説
タイ語 | ขนมต้ม |
---|---|
辛さ | 0 |
パクチー | なし |
カノムトムとは
- カノム→お菓子
- トム→茹でる
カノムトムとは【タイ風ココナッツ尽くし団子】のことです。
ココナッツ好きにはたまらないお菓子の一つ。
もちろんタイ人も大好きで、タイお菓子屋台などでよく売られています。
6〜10個入りパックで、比較的安く売られていることが多いです。
【タイ風ココナッツ尽くし団子】と、無理やり日本語にしましたが、その「ココナッツ尽くし」と言う理由が以下の通りです。
- 餡(アン)→ココナッツロング
- 使用する砂糖→ココナッツシュガー(またはパームシュガー)
- 団子に使用する水→ココナッツ水
- 団子の外にまとわせる食材→ココナッツロング
さすがに団子に使用する水は、普通の水で作ることが可能です。
ちなみに、団子を作る際にパンダンリーフ水を使用すると、黄緑色の団子生地ができます。
生地に使用して色付をつけるものに、
- ファックトーン(カボチャ)→黄色
- マンモアン(紫芋)→紫
といった食材があります。
カノムトムは市場のお菓子屋台やデパートのデザートコーナーなどで買うことが可能です。
カノムサイサイとの違い
カノムサイサイとは【三重食感ココナッツミルクプリン】のことです。
カノムサイサイの一番内側の核となる餡が、甘く味付けしたココナッツでカノムトムと全く同じになります。
カノムトムに緩いココナッツミルク風の生地をかけてバナナの葉で包み、蒸して作ったお菓子がカノムサイサイという感じです。
どちらもタイ伝統お菓子となります。
カノムサイサイはバナナの葉を使用しますが、カノムトムはバナナの葉を使用しません。
なので、カノムトムの方が日本では作りやすいと思います。
【カノムトム】の本格レシピと作り方
レシピ
ココナッツ餡(アン)
- ココナッツロング:500g
- 水:適量
- パームシュガー:350g
- 塩:小さじ0.5杯
団子
- もち粉:400g
- 水(ココナッツミルクを足しても可):250ml〜350ml
作り方
ココナッツ餡(アン)
- フライパンに水、パームシュガー、塩を入れ煮詰めます。(弱火〜中火)
- ココナッツロングを加え、全体に味付けします。(弱火)
- ココナッツロングがクタクタになる前に水が飛んでしまったら水を適宜足していきます。
- 水が飛び、ココナッツロングもクタクタになったら火を止めます。
- 小さく分けて、球形にしておきます。
ココナッツロングを入れた後は焦げやすいので、必ず弱火です。
団子生地
- ボールでもち粉に水を少しづつ足していきます。
- よくこねながらある程度纏まってきたらOKです。
本調理
- 餡を団子生地で包んでいきます。
- 包んだらもう一度、球形にします。
- 火がしっかり通るまで茹でます。
- ココナッツロングをまぶして、全体に纏わせて完成です。
タイデザート【カノムトム】のまとめ
カノムトムとは【タイ風ココナッツ尽くしの団子】のことです。
カノムサイサイと非常に似たタイお菓子となります。
ココナッツ好きな方にはたまらないタイ伝統お菓子。
日本でも作ることができるので、ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。