- サンカヤーとは(2種の違いについて)
- タイティー味サンカヤーの簡単レシピと作り方
この記事では上記のことを解説していきます。
タイで人気のサンカヤー。
サンカヤーには大きく分けて2種類があります。
- プリンタイプ
- カスタードタイプ
どちらもサンカヤーですが、使用するタイデザートによってタイプを使い分けます。
しかしタイデザートの種類も非常に多いことから、一緒くたにされて紹介されていることが多いです。
どっちがどっちなのか混乱している方も多いのではないでしょうか。
この記事前半ではサンカヤー2種類の違いを解説。
後半ではタイティー味のサンカヤーの簡単レシピと作り方を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
それではいきましょう!!!
タイ料理【サンカヤー】プリンタイプとカスタード風の2種を解説
タイ語 | สังขยา |
---|---|
辛さ | 0 |
パクチー | なし |
サンカヤーとは
サンカヤーには2種類あると解説しました。
- プリンタイプ
- カスタードタイプ
どちらもタイデザートに使用される付属的な扱いであることが多いです。
ただし、どちらも日本人には人気のデザートとなります。
プリンタイプとカスタードタイプに共通して使用する食材は以下の3つ。
- カイ→卵
- ガティ→ココナッツミルク
- ナムターンマプラーオ→ココナッツシュガー(砂糖)
人気食材として、バイトゥーイ(パンダンリーフ)があり、独特の風味がプラスされます。
特にカスタードタイプのサンカヤーに使用すると、完成後に黄緑色になります。
なぜ、どちらも「サンカヤー」と呼ばれているのか、今のところ不明ですので、詳細がわかり次第追記していきます。
2つの特徴を順番に見ていきましょう。
プリンタイプのサンカヤー
まず最初にプリンタイプのサンカヤーからの解説となります。
プリンタイプのサンカヤーの一番の特徴は、蒸して作るということです。
蒸すことによって、プリンのような見た目と食感になります。
食材には、卵やココナッツミルクなどが使用されます。
プリンタイプのサンカヤーは例えば以下のようなデザートになります。
- サンカヤーカイ→サンカヤーのみ
- カオニャオサンカヤー→サンカヤーをタイのもち米に乗せる
- サンカヤーファックトーン→かぼちゃを器にして蒸したもの
特にカオニャオサンカヤーは日本人にも食べやすく、人気のタイデザートとなります。
見かけた際にはぜひお試しください。(ただし、もち米がデザートでも違和感がないという方。)
カスタードタイプのサンカヤー
次にカスタードタイプのサンカヤーの解説になります。
カスタードタイプのサンカヤーは、湯煎(ゆせん)でゆっくり火を入れて作ります。
卵、ココナッツミルクに加えて、コーンスターチやコンデンスミルクを使用するレシピが多いです。
- ノムコンワーン→コンデンスミルク
- ペンカオポート→コーンスターチ
カスタードタイプのサンカヤーは、それ自体で食べるものではなく、基本は以下の料理と合わせて食べます。
種類をいくつか紹介しておきますね。
例えば、
- サンカヤーバイトゥーイ→パンダンリーフ(黄緑色)
- サンカヤーチャータイ→タイティー(うす茶色)
- サンカヤーマンモアン→紫芋(うす紫色)
カスタードタイプのサンカヤーは、基本的にかなり甘いので、甘いのが苦手な方はご注意ください。
ちなみにタイ人に最も人気があるのが、パンダンリーフのサンカヤーかなと思います。
しかし日本人には、タイティー味のサンカヤーがオススメです。
とはいえ、タイティー味のサンカヤーはタイでもあまり見かけないので、自分で作るのがベストかなと思います。
カスタードタイプのサンカヤーの簡単レシピと作り方
今回はせっかくなので、タイティー味カスタードタイプのサンカヤーを紹介いたします。
個人的には一押しのカスタードタイプのサンカヤーですので、ぜひトーストパンと合わせて食べてみてください。
材料さえ揃っていれば簡単ですので、お気軽にお試しください。
レシピ
- 卵黄:4個分
- 砂糖:150g
- ココナッツミルク:450ml〜500ml
- タイティー:250mlくらい
- コンデンスミルク:50ml(お好み量)
- コーンスターチ:60g
- 牛乳:少量
作り方
- タイティーを作ります。
- ボールに黄身、砂糖を入れよくかき混ぜます。
- 塩、コンデンスミルクを入れて、よくかき混ぜます。
- ココナッツミルク、タイティーを入れてよくかき混ぜ、砂糖を溶かします。
- コーンスターチを入れてよくかき混ぜます。
- 一度、漉します。
- 鍋を沸騰させて、弱火〜中火にします。
- ホイッパーでかき混ぜながら湯煎していきます。(ムラが出ないようにかき混ぜ続けます。)(※弱火から中火)
- 程よいトロミになったら、味見をしてお湯から外します。
- 冷めるまでかき混ぜ続けます。(ボールが熱く、火が入り続けるため)
- 完全に冷めるまでかき混ぜて完成です。
タイ料理【サンカヤー】のまとめ
サンカヤーにはプリンタイプとカスタードタイプの2種類があります。
意外とごちゃ混ぜにして理解していた方も多いのではないでしょうか。
どちらのサンカヤーも日本人に人気のタイデザートに使用されます。
タイ旅行で見かけた際はぜひ挑戦してみてください。
そして、帰国後にご自宅で作ってみるのも、また楽しいと思いますよ。